始祖鳥

メンタルクリニックへ行ってから上野の国立科学博物館へ行く。大英自然史博物館展。イギリスのネイチャー番組の質の高さにも頷ける。博物学的な探究心は私にはない。ただの岩の塊のようなものから化石を見つけだしそれが何かを知るなんて。しかも19世紀などの話。自分の脳で考える力は昔の人のほうが圧倒的にあったんじゃないか。様々なジャンルのものを淡々と見て行った。始祖鳥の化石など全く知らなかったが、驚くほど美しかった。ひとつひとつは面白いのだけど、見終わって満ち足りた思いはなかった。はしごをする体力は間違いなくないとフラフラ歩いていて牡丹園の幟を見つけまだフィルムも残っているしと向かってみるが入口に700円とあり止めておく。お金を下ろすのを忘れて財布が心許ない。その先に東照宮なるものがあった。こんなものあったっけ。灯籠にはさまれた道を歩いていくと金ぴかの本堂らしきものがあった。記憶を探しても見つからない。周りはほとんど外国人。日光は人気らしいからそれに似たようなものってことで来るんだろうか。ここも奥に入るには入場料がかかるのでやめておく。平日というのにけっこうな人で疲れてきていた。そのまま帰ればよかった。初夏みたいな暑さ。雨上がりでさわやかさはあったが、急に季節が進まれても困る。なんとなく気持ちが浮かない感じ。無意識にナーバスになっている。何か自分にとって大きなこと、不安なことがあるといつもこうだ。帰ってきて昨日やったプリントをフラットニングし、ベッドに入る。今日も6時前に目が覚めた。夕方になるとエネルギーが切れる。スマホ追放宣言をしたのに、手に入れた途端いじってばかり。パズルを解くのが難しい。睡眠時間や月経、カロリー、金銭状態。みんなスマホに管理されている。まあ人に管理されてるわけじゃないからいいか。