幽霊

キリンの小瓶を箱買いしたい。もう春が近い。冬の終わり。地面から虫たちが這いだしてくるのを見ると怖気がふるう。汗のかきはじめは不快。まだその前に夜の冷える桜の季節がある。使えるだけお金を使ったからもう引きこもっていよう。ビールとお菓子買い込んで。私の写真なんて誰も興味ないみたいだし。もう好きなようにやってやろう。煩わしい電話や・・・薬だってどうにかなるだろう。終わったとこから眺めている。一切のものに溶け込めなかった。どこにも交わることはなかった。幽霊というのは当たっている。