銀座、天王洲

一応銀座だから無印のズボンじゃしょうがないなと思って黒のリミフゥのスカートにした。モードっぽいから銀色のスニーカーでも合う。上に着るものがなかなかない。セーターも気に入らないのは捨ててしまったのか。暗室をつくるときにだいぶ洋服の整理をした。それより、今までワンピースばかりだったから、セーターは普段着でよかったのだ。似合うものがこれほど変わるとは。よく来ていた冬のワンピースたちも全く出番がない。今の私はどう見えているのだろう。ひょろひょろに見えるだろうか。不健康に見えるだろうか。そうでもない?電車の中が苦手。電車は好きなんだけど、人との距離が近すぎる。密閉された空間で、緊張感が高まる。ガタンゴトン、となんてことはない、揺られているだけなのに。混んでいる電車はできるだけ避ける。音だけじゃなく匂いも苦手になった。食べ物の匂い、香水の匂い。体臭。不快さ。音楽聴いて本を読んでいても免れえない。大体スマホとか弄りたくもない。それでも車内の緊張感から逃げるために弄ってしまう。病院で認知行動療法を受けることが決まって、サボっていたワークブックをやり出している。そのワークブックだと、マインドフルネスがコアになるみたい。今、ここ を意識し、一瞬一瞬の経験に没頭する。そして自分が何を感じているか、何に囚われているか気づく。マインドフルネスはセラピーのために改編されたものだけど、もとは仏教の瞑想で、その瞑想中心の本は挫折してそのままになっている。ワークブックだって、実際セラピー受けられるとなったからモチベーションが上がったのだ。ひとりでは難しい。実際難しいものじゃないのだけど。銀座と天王洲。浜松町でモノレールに乗り換えてすぐだ。山手線を反対方向に乗るという初歩的なミス。池袋と反対側の方は馴染みが薄い。行ってみたかったテラダアートコンプレックス。本物の倉庫にエレベーター。業者が行き交うなか出入りする。でも中は白い。当たりどきだったかどれも面白い。エレベーターの注意書きに途中で気づく。あの辺を現代アートの一地帯にしたいみたいだがまだそんな活気も見えず。少し曇ってきて寒風吹く中足早に駅に向かう。巨大な箱。倉庫と現代アート。空間をぐるぐる回転するぐらいになれば。こちらを揺るがせるものが。

退散

とうとうパズルを消去してしまった。後悔しないか。30代になったらいろいろなものを切り捨てないとうんたらっていうツイートを見た。なぜ30代なのか。これも現代的なのか。40超えて若い時と同じもの食べてる人は、うーんってなる。肉体労働だとそれもありか。父親も大食いなのだった。家族や家のことを考えたくない。考えたくないことは考えなければいいとしつつ、母親と電話で話せて少し嬉しかったりする。人と話してないというのもあるだろうけど。マイナスとプラス。どちらかだけ見ることなどできない。この家の薄気味悪さ。箱庭なら全部更地にして綺麗な街をつくるのに。街づくりゲームは残った。そんなに種類があるわけじゃない建物を組み合わせて見立てるのが面白い。自分にしかわからなくてもそれはいい。今日も寒かった。すっかり冬。

ぴったり

ぴったりのズボンはなんて気持ちいいんだろう。10キロ以上痩せても前のユニクロのレギパンをはいていた。あきらかにダブついていても落っこちはしない。今日もユニクロへ行くつもりが無印の良品週間と知り無印に行ってみた。触った感じなんだかみなぺらくてごわついてるがオーガニックとかそういう問題だろうか。あったはずの冬のあったかいの、こんな美的観点に反するもの着てられるかと捨ててしまったのか、フリースとかなくて不便だった。今の生活。黒のデニムじゃないけどスキニーの、試着もしたが家でもはいてみて、サイズぴったりであったかくてうれしい。果たしてこのサイズはどうなるのか。予測できない。以前だったら想像できない、骨のごつごつした感じ。年中触っている。硬い床に寝転がると痛い。私はやけに尾てい骨が出ている。なんでだかわからない。尻尾が伸びてきそう。

学習

一秒一秒が過ぎ去って煙のように消える。無為な日々なのに慌てている。これが人生とでもいうのか。混乱してくると警告サイン。やる気が出たのはいいんだけれど、合わせて虚しさもやってくる。煙のように消えて何も残らない。薄い記憶だけ。今ここにあるものが全てで、それでも虚無感から逃れられない。カーテンを少し開けては閉める。光が欲しいから。一日一枚ポラロイド。今はカラー。よくわからない。学ぼうとしない。全部いい加減だ。ちゃんとすることができない。フラットニングもあまりうまくいかない。ウォームトーンのはいいんだか悪いんだか。昨日フィルム現像した。2本やって1本がやけにカールが強くてなんなんだと思ったら夏の間カメラに入れっぱなしで放置してたんだった。現像も薄いみたい。でもけっこう面白いのもあった。軽いカメラをなんとか持ち歩きそれでもクタクタになる。OMを外に持ち出すのはいつになるやら。都心に出るとなると多少格好も気を使う。もう冬で銀色のスニーカーは寒々しいなあとショートブーツを履いてったらえらくくたびれた。切り捨てるところは切り捨てなければ。化粧もほとんどしなくなった。してみても似合わない。学習しないと。欲張らないこと。疲れすぎてしまったらデパス一錠。やけにならない。

暗室

今日も眠い。飽きると思ったらゲーム飽きない。箱庭のほう。眠気と格闘しながらも遅くまでやってしまう。それでも朝早く目がさめるんだから不思議なものだ。昨日久しぶりに暗室をやった。調べたら8月以来だった。3ヶ月ぶり。手順はまだ忘れてなかった。医者から帰ってきてお昼を食べて準備にかかって、片付け終わると7時で夕飯。そんな長くやるつもりはなくても準備と片付けでけっこうかかってしまう。暗室用に買った小さなヒーターも出してきて、夏と違いむしろ篭りたくなる。前日、突然ネガキャリアを削り始めた。なぜだか削りたくなった。雨が降り始めていた。雨の音とガリガリ削る音。そしたら当然試したくなる。流れ。私にはどうやっても均等には削れないみたいで、なかなかに不揃いになったが、プリントしてみるとまあいいかなと思った。自分だけの枠。最初RCペーパーで試してからイルフォードのウォームトーンで何枚かプリント。引き伸ばし機は無事なよう。印画紙は高いけど、薬品はそんなしないのだから、集中してできる間だけやったほうがいい。まだ使えるからと長くやっても疲れるだけだ。フォトグラムで遊ぼうかと思ったけどいざやり始めるとやっぱりネガをやりたくなる。ウォームトーンもまだ試さないと。印画紙を入れていたクーラーボックス開けたら未現像のフィルムが1本出てきてワッとなる。何が出てくるかわからない、玉手箱。これでトライX2本揃ったから現像できるか。巻くのが少し不安。夜やったほうがいい。完全に暗闇の中でやる。そうだ、済ませてしまおう。

体勢

書くことが今の自分を見直すことになる。暗室内に床に座って背中の寄りかかれる場所を見つけて巣 をつくってみたのだがどうも体勢が悪い。ダンボールと板と布で即席のローテーブルもつくってみた。布は白いエナメルのがあった。下を向いている姿勢はよくない。ただぼーっとしてるだけならいいのだが、何かに取りかかろうとすると体が痛くなる。というので今日になって諦め、ベッドの前に移動した。机はあるんだから高さ的にはそこが一番いい。だけど疲れると床に座りたくなる。机の前は窓。窓を向いていたくない。無印の、アースカラーというのか、そっけないタオルケット。アプリで探してヨガも少しやった。タブレットは部屋のあちこちでできる。今はベッドの上。100均のステンレスの揚げ物に使うような台をタブレット台に改造してみた。裏返すと突起がちょうど引っかかり、後ろにブックスタンドをつけた。見やすくなった。カーテンをまた閉めてしまった。薄暗がりの中にいる。買い出しは昼間に行くようになった。昨日は出かけようとして支度してやめた。風が強かった。そしたら生理が来た。行かなくてよかった。先月は遅れたが今月は予定通り。今は健康体じゃないのか。体重計が指し示す体内年齢は随分若返った。食欲もある。ような。何か体を動かしている方がいい。しかし料理は全くだ。あの部屋にいたくないから。今日もスキャン。自分の求めるもの。何を見たのか、再度見るのは楽しい。人にみてもらいたいからと書いたが、こちらのほうが大きいかも。その中から自分の求めるものを探す。振り返るのも益はある。あとはもうちょっと遠くまで出かけられたら。

不足

意欲はあるとか言いながら寝ている。することといえばタブレットでゲームするだけ。午前中は少しイライラすることがあって、反対の衝動できびきびネガをスキャンしたりした。たいした写真はなかった。数ヶ月ぶりの現像はいつになるだろうか。結局エビリファイは朝だけ飲んだ。昨夜は4時間ほど眠れた。お昼食べると眠くなり寝る。うとうと程度だけど。パズルも難しくて飽き気味で、もっぱら箱庭。課金させるようなことが山のようにあって、たまに払ってしまう。そして買うとすぐ使ってしまう。この辺は現金と同じ。何かが足りない。何かが抜けている。医者には発達障害と言われている。そこから他のいろんな支障が出るみたい。でもよくわからない。そういえば自助グループに行ってみようかと思ったが、状態が悪すぎてやめたんだった。どういうもんだか行かないとわからない。どういう人たちかもわからない。ただ変に潔癖症みたいなところがある。本に集中するのが難しい。テレビも見ない。ここにいるのは悪いことのような気がする。居心地がよくない。殺風景な、箱みたいな家。椅子に長いこと座っていられないので、床に座ったり、でも落ち着かない。落ち着ける場所。バカみたいな家。